キーレスが優秀過ぎる件

キー(鍵)を持たずに錠を開け閉めできる機能のことを指します。
この機能はもう何十年も前から使われ続けていますが、錠前メーカーさんの努力のおかげで現在進行形で進化し続けています。
進化、つまりはどんどん便利になっているということですね。
まだまだご家庭、企業様の中では従来通りのキーを使われている場合が多いかと思われます。理由があって使われている場合もあると思いますが、特に理由もない場合、私からみて「キーレスにすると便利なのになあ」と感じる場面が多々あります。
なので今回は、キーレスの便利さを紹介させていただき一人でも多くの方に魅力を感じてもらえたらと思っております。

キーレスにも種類がある!

キーレスと一概に言っても実は種類がたくさんあります。
・暗証番号タイプ
・カードリーダータイプ
・スマートフォン連動タイプ
・指紋(静脈)認証タイプ
 など

種類は様々ですが、好きなものを選べばいいというわけでもありません。
お客様の使用環境に応じて最適なものを選ぶ必要があります。
細かく解説すると長くなってしまうので、それぞれの特性をまとめてみます。

●メリット
・キーを沢山持つ必要がない。
・キーを持ち歩かなければ紛失するリスクも減る。
・合鍵を沢山作る必要もなくなる為、環境によっては逆に経済的な場合も。
・オートロックの錠前を選べば、鍵のかけ忘れを防ぐことが出来る。
●デメリット
・導入に初期費用が掛かる。

暗証番号タイプ

●メリット
・合鍵やカードを増やす必要がない為、大勢が出入りする場合にコストパフォーマンス最適
・一時的にゲストに伝え、済んだら変えるといった民泊などにも向いている
●デメリット
・暗証番号が第三者に漏れてしまうと勝手に入られてしまう(定期的な変更で対策できます)

カードタイプ

●メリット
・カードをかざすだけで解錠できるため、キーで開け閉めするよりは楽。
・各カードを固有識別するため、パソコンと連携させれば入退室の履歴を管理できる。
●デメリット
・カードを必要数用意する必要がある。
・カードを紛失した場合、カードのデータを抹消する必要がある

スマートフォン連動タイプ

●メリット
・スマートフォンの専用アプリで解錠するため「キーを忘れた」ということがほぼない
・製品によってはドアに近づくだけで手ぶらで解錠できる
●デメリット
・スマートフォンのバッテリーの減りが通常時よりも多少早くなる

指紋(静脈)認証タイプ

●メリット
・登録された本人しか開けることができない
・合鍵を増やす必要がない
●デメリット
・手が塗れていたり、乾燥などの指の状態で反応が悪くなる可能性がある

以上、大雑把な解説でしたがいかがでしょうか。
何にでもデメリットもありますが、恩恵の方が大きいと感じています。
私個人も自宅玄関ではスマートフォン連動タイプを使用しており、帰宅すると勝手に鍵があいてくれるので荷物が多くても鍵の開け閉めがいらないので大助かりしています。(この感動が伝わってほしい・・・)

権利の関係で写真の掲載は控えますが、各メーカー様々な製品が出ております。
様々な扉、お客様の使用環境に応じたご提案をすることができますので、ご興味を持たれましたら是非ともご相談いただければと思います!